いらすとやより
古事記によるとイザナギの禊(みそぎ)により左目から生まれた天照大御神は、八百万の神(やおよろずのかみ)の中で最も位の高い太陽を司る神様である
しかし弟のスサノオが高天原(たかまがはら)(地図赤①~②)で乱行を働く等の素行の悪さに怒り天岩戸(地図赤③~⑭)にお隠れになってしまった
そのため世界は真っ暗になってしまい困った他の神々は何とか出て来ていただこうと天岩戸の前で楽しそうな音や声を出し大宴会を行うことにしました
自分がいないことで困っているはずなのになぜ外は楽しそうなのか❓️と疑問に思った天照大御神に対し他の神が「天照大御神より美しく立派な神がいらっしゃいました」と伝えると、その神様の姿を見ようと岩を少しあけることに
その隙間から他の神が「この方です」と天照大御神に鏡を向けると、自分の姿だと気がつかずその姿をもっと良く見ようとさらに岩をあけたところで力自慢の神様が一気に岩の扉をあけることに成功し、世の中に光が戻りました
天照大御神は天皇家の祖神と言われており、また実は卑弥呼ではないかという説もある
現在では伊勢神宮(地図赤⑮)の内宮を代表にあらゆる願いを叶えてくれる所願成就の神様として全国で祀られている